
ある日空から「火山灰」降って来ました。
皆さんどうしますか?
普通、逃げますよね。。
迷惑な火山灰が商品になって、東京ガールズコレクションで紹介されるまでになった45日間の話
2011年の1月に、宮崎県の西側にある霧島連山のひとつ「新燃岳」が噴火して宮崎県西地域に火山灰をまき散らし全国ニュースに出たことがあります。覚えてる方も多いでしょう。


全国からボランティアが集まって皆で灰をスコップで集めて捨てるという映像がニュースTVでバンバン流れていました。

新燃岳(霧島連山)と言うと我が家(高原町)から見える距離なので、噴火するたびに我が家にも火山灰が降ってきました。
通常嫌な火山灰です。何にも役に立たない灰です。

↑自宅から撮影した新燃岳噴火
でも、僕は日本全国からこれだけ注目を浴びてる状態なので、なにかビジネスになるのではないかと思い、噴火のたびにアチラコチラに振りそそる火山灰を集め始めました。(嫁には変人だと言われましたw)
しかし、いくら火山灰を集めて調べてみても「火山灰はなんの役にも立たない」との答えしか出ていません、
でも逆にチャンスだと思いました。
さらに調べていくと、火山灰はある一定の温度(数百度)以上に加工すると、余計な粒子が溶け、キラキラした物質が出てくるとの記録を見つけました。
もしかしてこれはチャンスかも。
火山灰でキラキラした商品を作って販売してみよう
と考えたので、
旬の状態×珍しい×応援したい気持ち
この方程式で、日本に一つしかない珍しい商品を作って全国の人に買ってもらおうと考えました。
しかし、「火山灰をある一定の高温度」なんて一般では出し切れません。
ふと思いついたのが知り合いの陶芸家でした。
すぐにデータなどを持って行き、この火山灰で商品を作ろうと提案しました。
興味を持ってもらい、すぐに実験が始まりました。

何度かの失敗の末に、いい感じのきらきらした石になったので、それを使ってストラップを作りました。

商品名は新燃岳にかけて「新燃きらめきストラップ」という商品にしました。
こんな感じの手作りオリジナル商品です。

すぐにWEBサイトを立ち上げて、価格1,000円~で、収益の半分は寄付をするという形で販売し始めました。
WEB集客キーワードは「新燃ストラップ」「新燃きらめき」などです。
ブログ記事を作って、とりあえずこの2つのキーワードで1位を取りました。
メディア(新聞やTV)はすぐに食いついて、ニュースなどで「新燃きらめきストラップ」のキーワードを無料で宣伝してくれました(狙い通り)
その時に「新燃きらめきストラップ」のキーワードで検索1位のWEBサイトを作ったので、メディアに出るとGoogle検索されアクセスが殺到してバンバン売れ始めました。

さらに、日本で最大級のファッションイベントから声がかかって「TOKYOガールズコレクション」などにも話題のファッションアイテム取り上げられたりと、日本中でムーブメントを起こしそうになりました、
しかし、その時、、、、、、、、、
東北大震災が勃発しました。3.11(新燃岳噴火から45日後)
全ての注目がそちらに行ってしまい、新燃どころでは無くなりました。まあ、それはしょうがないですが、、、
たった45日の間でしたがバタバタと経験できました。
なにが言いたいかと言うと、「ピンチはチャンス」です。
新燃が噴火して、皆が火山灰から逃げていく中(ピンチ)、僕と陶芸家は車に乗って火山の方に走っていきました(危険w)
結果たいしたお金は残りませんでした(だいぶ寄付したので)
結局僕に何が残ったと思います?
チャレンジしたことで、知識と、知能と、人脈と、売るための方法を知ることが出来ました。これがのちの僕の財産となりました。
今回の話は噴火から震災までの45日の話しでした。参考になれば
↓ちなみにその時作ったWEBサイトはこれです。まだWordpressが無かったころHTMLで作りました。
質問、感想などあればウエルカムです。
PS,下の写真は、新燃岳の火山灰をなにか再利用出来ないかと試行錯誤した際に、子どもと遊びでセメントと混ぜて作った新燃岳火山灰の「いいね」のオブジェです(^^)



